ペットを飼っておられる方が仕事で長期間家に帰ることができない、家族と旅行へ行く場合などに利用される“ペットホテル”。
数日程度なら利用したことがあるという方は多いかと思いますが、
長期の出張や旅行、入院などで長い期間家を空けなければいけなくなってしまった場合、
最長どれくらいの期間ペットを預かってくれるのでしょうか。
また、その場合どのようなことに注意しなければいけないのでしょうか。今回はその疑問にお答えします。
ペットホテルは最長どれくらい宿泊が可能?
ペットホテルは飼い主に変わってペットを見守るサービス
ペットホテルは飼い主に変わってペットの餌やりや散歩などを行い、飼い主に変わってペットを見守ってくれるサービスです。
餌やりはどこの施設も行ってくれますが、散歩の有無や散歩方法、
ゲージ内で過ごすのかフリーゲージで過ごすのかなどホテルによってサービス内容には大きな違いがあります。
また最近では動物病院やトリミングサロンが併設されているところもあります。
宿泊可能期間はホテルによってさまざま
ペットホテルの最長宿泊日数はホテルによってさまざまですが、多くのホテルが7泊8日をひとまず大きな区切りとしているようです。
その次に多かったのが、最長30日(1ヵ月)を区切りとしているホテルです。
しかし、シニアペットの場合やホテルを一度も利用したことが無い場合などには長期間の宿泊を断られる場合があります。
また、数週間や1ヵ月にわたる宿泊の場合、
ペットの置き去り防止等の理由により、1週間ごと、または半月ごとに利用料金を支払わなければいけない場合が多いです。
ペットを長期間ホテルに預けるということ
ペットホテルを選べば、ペットを長期間ホテルに預けることは可能でしょう。
自分の代わりにペットを見てもらうことができるのは、飼い主にとっては頼りになり安心できます。
しかしペットホテルに預けているからといって100%安心安全な環境でペットが過ごすことができるかというと決してそうではありません。
実際にペットホテルに預けたことによってペットにトラブルが起こってしまったという話は意外に少なくありません。
ペットホテルに預けることで起こるリスクはもちろんゼロではありませんし、預ける期間が長ければ長いほどトラブルが発生する可能性も増えるでしょう。
飼い主はペットをホテルに預ける前に、長期間ペットホテルに預けることはどのようなリスクを負うことになるのか、
またその予防策を考えておく必要があります。
ペットを長期間ホテルに預けることで起こりうるリスク
病気の感染
ほとんどのホテルでは、ホテルを利用する前のワクチン接種を義務付けていますが、まれにペット同士の病気感染が起こってしまうことがあります。
個別ゲージ内の衛生環境が整っていない場合、以前過ごしていたペットの病原菌が残っており感染してしまうことや、
衛生環境に配慮しているホテルでもフリーゲージで同じお部屋に複数のペットが過ごすようなホテルは感染の可能性が高くなる傾向があります。
ストレスがかかる
自分の家ではない環境で長期間過ごすことは人間にとってストレスなのと同じようにペットにとってもストレスになります。
特に環境の変化に弱い子にとっては相当なストレスがかかるため食欲不振になったり、1日中鳴き続けたり、体調を崩してしまうというったことが起こります。
長期間ペットを預けることはこのようなリスクも高くなります。
また、散歩の有無、毎日どのくらいの時間散歩をしたり遊んだりする時間があるのかもペットにとってはとても大切です。
体を動かすことが好きなペットにとって、散歩や遊びの時間を奪われてしまうことは大きなストレスです。
ペットの逃げ出し/突然の不幸
まれにあるお話ですが、スタッフが目を離した瞬間にペットが逃げ出してしまう、突然死してしまうということもあります。
スタッフの不注意もありますが、
飼い主が事前に告知しておくべきペットの特性(人見知りや体調がすぐれない、暑さに弱い等)をしっかりと説明しておかなかったということも原因として挙げられます。
長期間ペットをホテルに預ける際の注意点
長期間ホテルにペットを預けるということは、ペットホテルで起こりうるトラブル発生のリスクが高くなるということです。
先程の章でご説明したようなトラブルは飼い主が事前に予防策を張ることでいくらか回避することができます。
- ペットが病気に感染しないようにするために
利用するペットホテルの衛生環境が適切かどうか事前に下見しておく。感染症の可能性はないかどうか、どのような予防を行っているのかホテルに確認する。 - ペットがストレスを溜めないために
何度か利用して慣れているペットホテルを利用する。いきなり長期間の宿泊を行わず、少しずつ預ける日数を増やして本番に臨む。ホテル利用の際のお散歩の有無の確認。運動量が必要なペットの場合、別途利用料金を支払い散歩に連れて行ってもらうお願いをしておく。 - ペットの逃げ出し、突然の不幸を防ぐために
人見知りがある、特定のものを極端に怖がる、暑さや寒さに弱い等の事前に申告が必要な情報は漏れなくしっかりと伝えるようにする。不安な場合は夜間無人ホテルではなく24時間スタッフが付き添ってくれるホテルを利用する。
まとめ
ペットホテルは最長どれくらいの期間預けることができるのか、また長期宿泊の際に注意しなければならないことについてご説明しました。
ペットホテルによってペットの過ごし方やサービスの内容が大きく異なるためペットの性格と特性に合ったホテルを探すことが必要です。
心配な方は24時間スタッフがペットと一緒に過ごしてくれるタイプのホテルを選ばれるのもおすすめです。
「ペットホテルアルファ」はスタッフが24時間見守り型のホテルなので飼い主の方も安心してペットを預けていただくことができます。
初めてご利用の方は数時間からの一時お預かりも行っておりますので、まずは一度ご利用ください。