ウサギの性格は私達人間と同じように多種多様で、一概に「お世話の際はこれをすれば問題ない」というものはありません。しかし、種類によって性格の傾向や飼う上で押さえておくべきポイントというのはある程度共通しています。
今回は、人気のウサギに絞って、特徴や飼う上でのポイント、また病気のリスクとペットホテルに預ける際の注意をまとめました。「今ウサギを飼っていて、旅行などに連れていけないのでペットホテルに預けることを考えている」という人など、ぜひチェックしてみてくださいね。
ウサギの特徴
犬猫よりも飼いやすく、また愛嬌があり人気なウサギ。さまざまな種類がありますが、ペットとしてのウサギはアナウサギ属に分類される種類がメインです。
ウサギの性格
種類によって傾向はある程度ありますが、個体差が大きいので実際にお店の人に聞いてみるか飼ってみるまでわかりません。ただし、臆病な性格でも愛をもって接すれば飼い主になつくことがほとんどです。
一方で猫のように警戒心が高く、来客などの際には隠れてしまうこともあるでしょう。
ウサギを飼う上で覚えておきたいこと
基本は室内飼いになります。ベランダ・庭は脱走のリスクや外敵の存在があるので、安心できないでしょう。寒さには強いですが、暑さには弱いという特徴があります。夏場などは不在の時でも冷房をかけて適正室温をキープしてあげましょう。
ブラッシングは毎日してあげましょう。ウサギには換毛期があるので、その時は特に入念に。また、一日1時間程度はケージを出して運動させてあげることが大切です。
最もハードルが高いお世話としては、爪切りが挙げられます。月に1回は切ってあげると安心ですが、おとなしく切らせてくれないといった場合はブリーダーやお店などに依頼しましょう。
ウサギのしつけのポイント
犬猫に比べると物覚えは今ひとつですが、好きなこと・嫌なこと・トイレは比較的すぐに覚えます。
病気のリスクとペットホテルに預ける際の注意点
ウサギのかかりやすい病気
毛づくろいの際の毛が胃の中でからまって排出されにくくなる、毛球症にかかるリスクが高めです。自然に治ることもありますが、状況が深刻そうな場合はすぐにウサギも診てくれる動物病院へ連れていきましょう。
他にも、部屋でのアクティビティの際に骨折・脱臼の危険性があります。また歯の噛み合わせが悪くなる不正咬合になってしまう可能性も。フローリングなどの滑りやすい場所を作らないようにし、いつでも干草が食べられる環境を作るようにしましょう。
ペットホテルに預ける上での注意
健康状態が良好であれば、特に問題なく預けられるでしょう。ただし神経質な性格の子は、慣れない環境下に置かれてストレスを感じ、食事が進まなくなるなどの可能性があります。飼っている子の性格を十分に理解してあげた上で利用されることをおすすめします。
まとめ
「ペットホテルアルファ」では、犬猫だけでなくウサギなどの小動物もお預かりしています。種類別にしっかりと預かる場所を分け、それぞれにストレスのない滞在を心がけています。短期、長期、多頭飼いに関わらず、不在の際のペットの世話でお困りの際はぜひ当ホテルをご利用ください。